よくある質問
生前で建てたお墓は使う時までそのままでいいの?
推奨しているのはご先祖供養をしていただくことです。
お墓を建てると「魂入れ」や「開眼」を行う風習があります。関西方面では生前建墓でもご親類を集め、新しいお墓のお披露目・お祝いと一緒に行うことが多くなっています。ただし、関東方面では一般的に初めてのご納骨があるときに、あわせて行うことが多くなっています。
では、関東で生前建墓をしたときに、お墓をそのまま放置していていいかと言えば、決してそうではありません。当然、汚れたり、墓所によっては雑草が生えて荒れ放題になります。
東京多摩霊園では、生前建墓をされた方に推奨していることがあります。実際にそのお墓にご先祖様のお骨が入っていなくても、ご自身たちの現在があるのは、ご先祖様のお蔭であるとお考えいただき、感謝のご供養のために「〇〇家先祖代々之霊」などの文字を墓誌の部分に入れ、事あるごとにお参りをしていただくものです。
こうすることで、目の前の墓石を通して地方にあるご先祖様のお参りを行えたり、普段お墓参りをしない風習のお子様・お孫様にお参りの大切さを伝えたり、お墓をきれいにお掃除することで笑顔で清々しい気持ちになったり、ただの墓石ではなく、ご家族にとって素晴らしい「お墓」になります。